2007年11月3日土曜日

ローマの宿


これまでで一番最悪の宿かと思いました。
まず、夜中の12時を過ぎても、大音量で音楽がかかっています。壁は落書きだらけです。アート的ならまだしも本当にただの落書きです。室内のバストイレからは誰も手入れをしない公衆トイレのような匂いが漂ってきます。そして、6人部屋の主のような大男がベッドに寝そべっています。自分の荷物を思い切り広げたままです。その中にカマがあります。もちろんおもちゃですが、あまり関わるべきではない人物と判断しました。
しかし夜は、そんな事を忘れられるほど素敵なレストランで食事をする事ができました。ジュリエット・ビノシュ似のピュアな笑顔の女将が応対してくれる家族経営のお店です。料理はもちろん美味しくあたたかいもてなしを受けて気持ちよく帰りました。ローマの街も面白そうだし、さい先良い始まりです。この宿をのぞいては。

2007年11月2日金曜日

サンジャミニアーノ


フィレンツェの人ごみから離れて、今日はちょっと田舎町をめざしました。フィレンツェと同じトスカーナ地方のサンジャミニアーノという街です。
田舎の景色がちょうど良く秋の色になっています。紅葉ではなく黄葉です。ゆるやかな丘陵地帯にブドウ畑がところどころにあったりと田舎風景がひろがります。日本にはない田舎の風景です。
そして、人通りの少ない路地を歩く予定でした。しかし、ここも観光客は少なくはありません。フィレンツェほどではないにしろ、想像以上の人通りでした。
街中で皮製品のお店をのぞいてみると、なかなか低めの値段設定でデザイン的にも素敵なバッグなどがあります。いつの間にか本気で買い物気分になっていました。もう少しで持って帰れないバッグを買うところでした。


2007年11月1日木曜日

フィレンツェ

ボローニャを経由してフィレンツェへ到着です。
イタリアのどこかの都市で一度は行っておこうかなと思っていた、イタリアルネサンス期の作品がある美術館へ行きました。ウッフィッツ美術館です。
贅沢にも。好んで観たいという時代の作品ではないので、労力を使いました。勉強になりました。
そして、フィレンツェは今まで訪れた都市の中で一番観光客で賑わっているようです。まだほんの一部しか見ていませんが、凄い人ごみです。

2007年10月31日水曜日

ムラーノ島


願いが叶い今日は晴天です。そしてハロウィーンです。本当に、お菓子をもらいにまわる仮装した子供達がいます。
ヴェネツィアの近くにムラーノ島という島があります。ガラス工芸品などを交易品として繁栄した地域らしいです。島のどこを歩いてもガラス製品のお店ばかりです。
ガラス工芸品というと、百貨店の上階にありそうなギフト向きの品というイメージです。しかし、想像以上に素敵なアクセサリーやランプシェードなどがたくさんありました。見ごたえ有りです。お店に入っては物色し、次は隣のお店で...。の繰り返しです。さすがにガラス製品を見る目が確かになった気さえしてきます。
そして、心が豊かになったところでヴェネツィアへ戻ります。
この街は本当に訪れる価値があると思います。この街全体が人工的に作られた海の上の街というのがすごいです。どれだけの国の力があったらこんな街を作ろうとするかな、などと考えてしまいます。すべての交通機関が海上の乗り物というのも風情があって素敵です。
そして、バーカロというワインの立ち飲み屋もあります。立ち飲みに限ったわけではなくテーブル席もありますが、みんな好んで立っているようです。お店の前の通りまで、ワイングラスを手にした人達があふれているお店もあります。私達もちょっとだけ立ち飲み気分を味わってきました。

2007年10月30日火曜日

ヴェネツィア

バルセロナから飛行機で3時間ちょっと。水の都ヴェネツィアです。
宿にはなかなかたどり着けず。しかも雨。
頑張って街へ出てみましたが、日が暮れて暗いのでまだよくわかりません。
明日、晴れる事を願って床に就きます。

2007年10月29日月曜日

教会管理人


未完にもかかわらず、とても素敵な教会を見てきました。
バルセロナの郊外にあるコロニア・グエル教会です。ここもガウディ作です。
のどかな田舎町に静かに佇んでいます。
教会の管理人(?)さんも親切にしてくれました。ちょうちょ型のステンドグラスの窓を開けるから写真を撮りなさいよ!といったかんじです。ちなみに教会の入り口には撮影禁止マークがあるんですけど、これもサービスだったんでしょう。
それから最後に、私達ふたりの姿を入れて写真を撮ってもらおうとお願いすると立ち位地を教えてくれます。この建物は左右対称でもなく気になるところが多いので、私はどこをどう写真に納めたら良いのかわからずにいました。しかしこのおじさんはさすがに毎日教会と向き合いすべてを知り尽くしている感で的確なアドバイスをしてくれます。さすがです。
このおじさん。入場のチケットも持っているか聞くだけだし、ラジオを聞きながらのんびりとしている様子でした。おじさんの地域への愛着を勝手に感じながら、ほんわかとした気分になりました。
そんな気分になってしまったのも、ちょっとした背景を知ることができたからです。
このコロニア・グエルという地域は、1900年前後にひとつの繊維工場とそこで働く労働者達の住宅地として、文化も大事にしながらのコミュニティとしてつくられたそうです。なので、町に統一感があります。ミニ知識を得ると、さらに深く楽しくなります。
その他、バルセロナでも建築物を見てまわり大変満足です。 中世の街並みのように重過ぎず、程よく新しく気持ち良い空気の街です。一日休んだのが悔やまれます。
夜は、行列のできるバルで飲んで食べ。こちらも大満足でした。
写真下ふたつは、バルセロナ市内にあるサン・パウ病院です。今も現役活躍中です。

2007年10月28日日曜日

ガウディ


楽しみにしていたバルセロナ。ガウディの建造物を多く見ることができます。
昨日は残念ながら、ここがバルセロナという事を忘れてしまいそうなほど丸々一日休んだので今日は行動開始です。
まず、ホステル近くのサグラダ・ファミリアから。
’思ったより小さい’と聞いていたので私は思ったより大きいなと思いました。普通の教会などにはない良い意味でのドロドロ感の彫刻が素敵です。
このサグラダ・ファミリアは完成が2020年代と予測されているそうです。生きている間に完成するかもしれません。ただ、着工してから年月が経っているので、建設と修復を並行して行うという変な状態になっているそうです。
それから建物の彫刻には、外尾悦郎さんという日本の方が携わっているそうです。ここにも海外でがんばる日本人。です。しかも福岡出身です。なんだか親近感が湧いてきます。
そしてもうひとつ、カサ・ミラ。現在、住人もいるアパートメントです。曲線だらけの建物です。壁も湾曲していたり、階段の手すりも曲がっていたり、一瞬、垂直水平がわからなくなりそうです。
同じように家具も手掛けています。これらすべてが約100年前のものですが、きっといつの時代でもちょっと変わった素敵なものとして受け入れられていく普遍性を感じます。
こういった建物などの空間は、その中で体感できるので、体中で楽しめます。とても素敵な空間でした。
それから、メトロで行き先を探しているとパキスタン人に声をかけられました。’声を掛けられたらスリと思え’などという言葉を裏切って、私達をホームまで連れて行ってくれた親切な人でした。まだ無事です。