2007年11月3日土曜日

ローマの宿


これまでで一番最悪の宿かと思いました。
まず、夜中の12時を過ぎても、大音量で音楽がかかっています。壁は落書きだらけです。アート的ならまだしも本当にただの落書きです。室内のバストイレからは誰も手入れをしない公衆トイレのような匂いが漂ってきます。そして、6人部屋の主のような大男がベッドに寝そべっています。自分の荷物を思い切り広げたままです。その中にカマがあります。もちろんおもちゃですが、あまり関わるべきではない人物と判断しました。
しかし夜は、そんな事を忘れられるほど素敵なレストランで食事をする事ができました。ジュリエット・ビノシュ似のピュアな笑顔の女将が応対してくれる家族経営のお店です。料理はもちろん美味しくあたたかいもてなしを受けて気持ちよく帰りました。ローマの街も面白そうだし、さい先良い始まりです。この宿をのぞいては。

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