2007年11月17日土曜日

ベオグラード


朝6時。心残りのままサラエボを発ちます。
サラエボに対して知識がなかったからなのか、雪景色が良かったのか。想像以上に興味深い街でした。サラエボの街はすり鉢状になっているので、どの方向を向いても斜面に建つ家々の景色が見えます。雪景色、夜景ともにとても風情があります。

それと、やはり紛争のあとは凄まじかったです。
バスで出発して1時間。氷点下の雪山を登り過ぎた為か、バスのエンジンが止まってしまいます。1時間ほど待たされて代わりのバスがやってきました。
結局8時間ほどして、セルビアのベオグラードへ着きました。
宿までの道のりに、NATO軍の砲弾で壊れたビルがありました。
そして、今日の宿は。最高に狭いです。3畳くらいのスペースに無理矢理2段ベッドを置いています。
そのすぐ隣では、宿のオーナーらしき人と宿泊客が「硫黄島からの手紙」を観ています。私は観た事がありませんが、日本人はどのように描かれているのか気になります。
私達はこのあたりの地域で紛争あとを見ています。隣の部屋では「硫黄島からの手紙」を観ている人がいます。とても複雑な気分です。

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