2007年11月18日日曜日

日本へ帰ってからの楽しみ


エミール・クストリッツァという好きな映画監督がいます。 旧ユーゴスラビアの人で、作る映画の背景も内戦状態だったりします。「アンダーグラウンド」「ライフ・イズ・ミラクル」などです。
シリアスな映画ではなく、内戦状態をもこっけいに描いてしまう、ちょっと切なくあたたかい映画です。
その映画で流れる音楽は、バルカン半島の民族音楽だということです。西洋でも東洋でもないその音楽はとてもエキゾチックだと思っていました。しかし映画を観た時は。まさかこういう音楽が日常的なポピュラーミュージックとして流れているとは思いませんでした。 日本で言えば、民謡や演歌などが進化した音楽。というふうになるんでしょうか。
実際に東欧で耳に入る音楽の多くがとてもエキゾチックです。民族音楽をベースにつくられているような音楽をよく耳にします。都心部にあるお洒落な若者が集うカフェでも、流れる音楽はエキゾチックです。その違和感が異国へいるんだなと感じさせてくれます。
それと、このあたりの地域には美人が多いと聞きました。拓殖大学教授だったかと思います。名前は思い出せません。 ’民族の入り乱れる地域には美女が多い’とコメントをしていました。バルカン半島は、紛争の原因ともなる複数の民族の地域です。確かに魅惑的な美人がロングブーツを履いてさっそうと雪の中を歩いています。
こういった東欧へ来てからの気付きを踏まえて、早くもう一度映画を観たいです。




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