2007年12月2日日曜日

タージマハル!


太陽に照らされる大理石のかたまりは、確かにかっこいいです。
タージマハルは17世紀、愛する妃の為に作られた大理石のお墓です。
その門をくぐると、そこにたどり着くまでの異臭を放っていた街とはかけ離れた世界が広がります。乾燥地帯でありながら芝生も整えられています。タージマハルの裏にはゆったりとした河が広がります。オアシスにたどり着いたような気分です。
砂埃のせいなのかスモッグのせいなのか、青空の下でもくっきりとした印象にならないタージマハルは、逆に神秘的です。
建物には、草花をモチーフにデザインされたところがところどころ見られます。大理石にそのまま彫ってあるようなものだったり、色を塗っているように見えるものは色の付いた石を切り抜いてはめ込んでいるようでした。
今日は日曜日という事で、たくさんの人出です。世界的な観光地というのに圧倒的にインド人らしき人が多いです。小学生や中学生くらいの制服着用の社会科見学のような団体もいます。入場料もインド人を支えています。インド人20ルピー(60円)、外国人750ルピー(2250円)です。
それからアーグラー城。ここも頑張って芝生が整備されています。緑が豊かでリスがあちこちで動き回り、インコ・キツツキなどの鳥も飛び回っています。美しい自然保護区のようなかんじです。そんななかに宮殿がいくつかあります。16世紀のものです。
こちらの建物の特徴として、風を通す窓が多く見られます。もちろんそこにも草花のデザインがなされています。派手な色づかいはありません。ヨーロッパの建築物のような豪華賢覧な派手さはありません。でも緻密でシンプルなつくりは、その当時の権力や力の大きさを想像させてくれます。
そして天上界から下界へ戻り、今日もカレーです。この街では食の安全策として、わりと欧米観光客の集まるお店選びをしています。


写真下はタージマハルの大理石の上で走り回る子供達。みんな靴を脱いであがらないといけません。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

インドの建物は上のまるっこいやつ(?)が
神秘的で素敵ですね♪

カレーばかり食べているということですが、
体壊さないように気をつけてくださいね!