2007年12月10日月曜日

当たり前ではないこと


やっぱり日本人なんだと実感します。
ネパールの首都カトマンドゥでの今日の宿は、オーナー夫人が日本人の渋い宿です。
部屋は程よくネパールらしいインテリアでこざっぱりとしていて、バストイレも清潔です。決め手はバスタブです。さすが日本人。求めるものをわかってくれています。
そしてひと部屋1泊630ルピー(1260円)です。
日本人が満足しそうな快適な宿。それでも、このバスタブになみなみと熱いお湯を溜めることは難しいのです。先進国以外の安宿ではよくある事ですが、宿泊者が一度にシャワーのお湯を使うとお湯が水に変わっていきます。そうなるとしばらく待たないとお湯は使えません。またお湯が出る時間帯が決まっている場合もあります。そして、水を混ぜないと熱い、というくらいの熱いお湯が出ることはまれです。残念ながらここでもお湯は貴重なものでした。
日本では熱いお湯がいつでもでてきます。でもそれが当たり前の事ではないという事です。
ポカラの宿では停電もあったし水が止まったりもしました。
トルコの日本人宿ではひんぱんに断水がありました。めったにない事という話でしたが。
インドでは、地域によっては昼間に電気が止まる時間帯というのもありました。停電も多いようで、自家発電機を備える宿やお店をよく見かけました。それがないところはろうそくです。
もしもの停電の時の為に、と買った小さな懐中電灯が想像以上に活躍し始めています。

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