2007年12月8日土曜日

ポカラの夜


部屋の窓からヒマラヤ山脈が見えます。一生の間にヒマラヤ山脈を見るとは思ってもいませんでした。
雪が残るヒマラヤ山脈が見えるネパールは寒そうなイメージでしたが、亜熱帯気候に属する暖かい地域だそうです。バナナの木のような植物もよく見かけます。グァバも育つそうです。
12月というのに昼間は長袖シャツ一枚で快適です。とはいっても夜の冷え込みは激しく、日本であれば暖房をつけるような寒さです。
でもポカラの街では暖房を用意しているお店は見かけません。飲食店でも窓を開け放したままであったり屋外の場合もあります。みんな洋服を着込んで過ごします。
宿のオーナー家族もブランケットを羽織って過ごしています。それが当たり前のようです。暖房器具というのはちょっと贅沢なものなのかもしれません。
私達の親や祖父母の世代ではそんな生活だったのかなと思います。
便利で快適な日本で育った私達にはこの寒さがこたえます。みんながとてもたくましく見えます。
そしてちょうど新月の頃なので、夜空がとてもきれいです。くっきりとした星がたくさんひろがっています。

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