2007年8月25日土曜日

アメリカンな感覚


グランドキャニオンとフーバーダム、バスツアーに参加しました。朝6:00から22:30までの過酷なツアーですが中身の濃いものでした。運転手の陽気なおじさんが延々と説明をしながらバスは進んで行きますが、残念ながらそのガイドを理解できませんでした。でもあまりにも響いた光景だったので、後からこっそり調べてみました。
とにかくすべてのスケールが大きいです。バスはルート66を走り、いつのまにか360度砂漠地帯になります。地平線だらけです。
グランドキャニオンでは2.8km程歩きました。高原が侵食されてできた峡谷なので谷の淵を歩いているということになります。雄大さに驚きます。どこを見ても峡谷です。もちろん街など見えません。そして歩いていると波の音がします。周りは砂漠に囲まれているのに。と思っていると、なんと谷を流れる風の音でした。ちょっとぞっとしました。
フーバーダム。大きいです。この貯水量は400億㌧。日本のすべてのダムを合わせても250億㌧だそうです。いやアメリカは広いから。と思いたいところですが、実際目の当たりにすると。この砂漠地帯に!この大きなダムを作った!というのが想像を絶します。このダムの建設は熱射病による122人の死も伴っているそうです。
そして、ラスベガスのきらびやかな光景と結びつきました。巨大な創造・労力の対価としてあれくらいのきらびやかさがないと!と思えます。農耕民族の晴耕雨読な性質とは訳が違うようです。

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