2007年12月12日水曜日

ネパールの首都


ネパールはやはり信仰心の強い所なのだと感じます。いたるところに寺院があり、多くの人が参拝しています。
そういう部分もありますが想像以上に都会的な部分もあります。
ネットが各家庭のどこまで普及しているかはわかりませんが、街中ではネットカフェのようなお店を多く見かけます。情報はかなり早いスピードで入ってきているのだと思います。
ざっと上辺だけを見るだけですが、街の印象はそんなに裕福ではありません。でも携帯電話を使っている人はそこそこいます。
後進国で有線電話をひけるのは裕福な家庭なのだそうです。コストのかかる有線電話が行き渡る前に携帯電話の方が簡単に手に入るという環境になったのだそうです。
なのでそういった部分に関しては私の勝手な想像以上にわりと進んでいるのかもしれませんが、それに対して街の在り方のギャップがあり過ぎます。 
信じられないことですが、道路の真ん中にゴミのレーンが2,30mほど続いているところがあります。そのゴミも袋に入れているのではなくそのままのゴミが道端に溢れています。もちろん異臭を放っています。そこがゴミ捨て場として定められているのかはわかりませんが、たまにゴミ収集車が回収に来てはいるようです。
また携帯電話を手にする人達の横で、貧しい子供達は目ざとく私達を狙って向かってきます。7,8歳くらいの子供達がものすごく積極的にお金やモノをねだってきます。
ネパールに対する知識が少な過ぎただけなのかもしれません。遠くにヒマラヤ山脈が見える穏やかな地域程度にしか考えていませんでした。きれいな星空は私の勝手な想像でした。
ネパールの首都カトマンドゥは夜10時を過ぎると街のあかりはほぼ消えてしまいます。それでも光化学スモッグと乾季の砂埃の為に、私達の住む街灯の明るい福岡市よりも星が見えません。
どうやら、自然が美しい後進国という私のイメージに反して、後進国だからこそのこの現状という事のようです。

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