2007年12月11日火曜日

神様


生き神様を見ました。まさにガイドブックに書いてあるように’2階の窓からつまらなさそうに顔を出す’姿です。
この少女はクマリと呼ばれる、聖性があるという基準で選ばれた少女です。選ばれた後は神としてのふるまい方を教え込まれこの館で暮らすそうです。国の今後をも予言してしまい、このクマリが主役を務める祭りの際には国王もひざまづくということです。
それだけ宗教に対して信仰心の強い国柄なのでしょう。今はどれだけ形式的になっているのかはわかりませんが。
というのもこのクマリ、お金を払うと見られるのです。クマリの世話人に拝観料を払うと顔を出してくれるそうです。私達はちょうど日本人団体客と一緒になったので、便乗してその姿を拝むことが出来ました。世話人らしきおじいさんに続いて、20秒ほど窓から顔を出します。たしかにつまらなそうにも見えます。少女が観光客相手にそんな役目というのもちょっと可愛そうな話です。




写真下はクマリの館の細部です。細かい木彫りがなされています。

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