2007年12月3日月曜日

夜行列車で


次の移動の為に一旦戻ったデリーの街のきれいなこと!
初日は衝撃的だったこの街に安心感さえ覚えます。ほんのつかの間ですがそう思えるようになってしまいました。でもインドのこの環境でも良いと思える日は来ないと思います。やっぱりおかしいです。
そして、ヒンドゥー教の聖地バナラシへ向かう為に夜行列車に乗ります。いつの間にか走り出したかと思うといつの間にか停まり、暗いインドの夜をじーっと走り続けます。
窓の外は真っ暗です。線路沿いでは、ところどころに人の生活の場があります。裸電球のあかりが見えます。何かを燃やす炎も見えます。テント生活の光景も多く見られます。その光景を列車の小さな窓から、列車の振動を感じながら眺めていると無声映画でも見ているような気分です。楽しいわけでもありませんが、淡々と時間が過ぎていく感じがします。
そして、列車内をまわるチャイ(ミルクティー)売りの「チャイチャーイ!」という掛け声を聞きながら眠りにつきます。


写真下はサイクルリキシャーで下校する子供達。

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