2008年1月10日木曜日

大仏


世界一大きな大仏、楽山大仏。
成都の南164kmの楽山にあります。
この大きな大仏は、岩山を彫り出してつくられています。90年の歳月がかけられています。
座った姿勢ですが、その高さは71m。
そのあたりの川の氾濫を鎮めたいという願いを込めて作り上げられたそうです。
この大仏を足元から見上げてゆっくり歩くと、テレビ番組の「世界遺産」を見ているようなぬる~っとした動画に見えてきます。
あたり一帯が霧に包まれ、湿った冷たい空気と苔むした匂いは、期待通りの中国らしさです。
そしてその氾濫を鎮めたかったという川。その流れも気品があります。悠久という言葉は中国の自然を表わすためにあるような気がします。
そして、またバスで2時間。成都へ戻り、麻婆豆腐の元祖といわれる’陳麻婆豆腐店’でまたまた辛い四川料理を味わってきました。山椒の痺れる辛さと唐辛子の熱さと油と。そろそろ限界です。

写真上が世界一大きな大仏。画像を大きくすると右端に旦那が現れます。

0 件のコメント: