2008年1月12日土曜日

山水画


成都から飛行機に乗り桂林へ。桂林からバスで陽朔へ。バスを乗り継ぎ興坪へ来ました。
桂林から陽朔あたりの地域は、山水画のような景色を漓江川くだりをしながら眺められる勝景地です。
昔このあたりは海底だったそうです。そして海底が隆起し雨による侵食でこのような地形ができたそうです。
バスに乗っている間も、奇怪な山が辺り一面にひろがっています。山々の間に町があるといったかんじです。
そして、この区域の中に興坪はあります。中国の紙幣、20元札にはここの風景が描かれています。
今回の宿は、日本人のご主人と中国人の奥さんが経営するところです。中国語と日本語を上手に操る4歳の男の子もいます。
着いて早々、ごはんをいただきました。テーブルを囲んで、色々なお話を聞かせてもらうことができました。
この宿の裏山。裏山といっても、このあたりの風光明媚な景色をつくる山々のなかのひとつです。その標高は220mですがとても険しい山に石段をつくり頂上に友好亭という休憩所を作ったのもこの宿のご主人なのだそうです。
そんな方なので、中国、日本とテレビの取材もいくつかあったようです。なので、ご自分でも言われていましたが、このあたりでは有名人です。なのに、飾ったかんじや傲慢さや圧迫感などがまったくありません。奥さんもケラケラケラと笑います。お子さんは宿の子ならではの人見知りを知らな人懐っこい可愛い子です。
とてもあたたかいところにたどり着いたようです。

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