2008年1月9日水曜日

四川料理


移動続きです。麗江から成都へ飛行機で移動です。
しかも、5時間遅れの出発となりました。
その間、中国人たちは大騒ぎです。空港職員を取り囲んで何やら怒っています。
飛行機が遅れた理由は私達にはわかりませんが、中国人たちは容赦なく激しく何かを訴えています。
するとお弁当が出てきました。
赤ら顔でプンプンと怒っていたおじさんは、お弁当を食べるととたんに落ち着き、今までの激しさは嘘のように静かないびきをかきながらひと眠りしてしまいました。
また、先頭に立って怒っていたお兄さんは、お弁当の列に並ぶと今までのことはなかったかのように笑みがこぼれています。
お弁当の力でその場は一件落着です。
そして、あの待ち時間に対してあっという間に四川省の成都へ着きました。
辛い四川料理。さっそく火鍋を食べに行きました。
まず店内に入ったとたんに、充満している唐辛子に染まった空気を吸い込み、咳き込んでしまいます。
半分はトンコツスープのような鍋。もうひとつは激辛の鍋。それをごま油につけて食べます。
唐辛子と山椒のたっぷりと入った赤い鍋は辛さと山椒の刺激で舌がしびれてしまいます。美味しいと感じるようなすきを与えてくれまん。
食べ進むうちにつけだれ(ごま油)も辛くない方の鍋も辛み成分におかされてきます。もう何を食べても無理。
と思うかたわらでは、中国人たちが別添えの唐辛子までも用意し、つけだれを真っ赤にして豪快に飲んで食べています。
空港でのあの熱さの源はここにありです。

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