2007年10月18日木曜日

モロッコの人たち


今日は、奥様が用意してくれた朝食で一日が始まりました。親切にしてもらい、ここを離れるのは惜しくなってきたんですが、安い宿へ移ることにしました。今度の宿は、3歳くらいの可愛い女の子と人なつこい猫付きです。動物に目もくれなかった旦那が猫のとりことなり、とうとう話しかけ始めました。
フェズの旧市街には1km強四方に30万人が住んでいるそうです。そんななか、昼間に何をしているのかわからない男性陣が街中でたむろしています。なので、何度も同じ人に会います。昨日のガイドだったり、帰る家がわからなくなったところをすかさず教えてくれた人だったり、物売りだったり、意味もなく日本語で話しかけてきた人だったり。1日で顔見知りが一気に増えます。
そしてみんなに共通する事ですが、別れる時に嫌な気分にならないという事です。ガイドを断った時もしばらくフェズのアピールなどをして去って行きました。物売りの誘いを断った時も「いやいやいいんだよ、とんでもない。」といったかんじです。そしてその後からは知り合いのように声を掛けたり笑顔を向けてくれたりします。悪質なガイドで有名なモロッコですが。国をあげて観光に力を注ぎ、みんなで観光客を楽しませてくれているのではと思ってしまうほどです。

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