2007年9月15日土曜日

氷河急行


母滞在のハイライトか。と思っていた氷河急行。
ツェルマットからロマンティック街道へ向けて、氷河急行という列車でクールという街へ移動です。
勝手な想像では、かなり険しい山々の間をガタゴト上り下りの列車のはずでした。しかし、とても牧歌的な景色の中を走り抜けていきます。そして’急行’なのにゆっくりと走ります。そしてよく止まります。予約をすると食事もできる、アナウンスガイド付き豪華客席列車といったところです。観光を兼ねた贅沢な列車です。
アトラクション的楽しみを求めていた私には、金額に対しての満足度はいまひとつでした。お金持ちの人がゆっくりと移動するには最適なのかもしれません。
車内では日本人中高年夫婦二組と乗り合わせました。一組は海外慣れしていて、派手に飛び回っていそうなかんじ。もう一組はリタイア後の中高年バックパッカーといったかんじ。どちらもそれぞれのスタイルで、よく旅行をされているようでした。いろんな旅の形があるようです。私達も同じように旅行中ですが、そういった年配の夫婦に会うと羨ましく嬉しく思います。
険しく激しい’氷河急行’のはずが、牧歌的な景色に囲まれながらそんな気持ちに浸りました。

0 件のコメント: