2007年9月28日金曜日

やっぱりワインです。


なぜストラスブールへ向かったのか?ランスまでの良い経由地点がなかったからというのもありますが。アルザス地方、ワインの産地という事はひとつの目的でもあります。
次の目的地ランスではシャンパーニュの蔵へ行ってみたいという想いもあり、まずは練習。という事で、ぶどう畑を目指します。本当に何の情報があるというわけでもなくとにかく畑の方角を目指しました。そうすると奇跡的にぶどう畑が現れます。そして、VIN・CAVEの文字に沿って歩くとぶどうの匂いが漂う小さな醸造所がありました。あまり観光地化されていないような所です。温かく迎え入れられテイスティングまでさせてもらいました。私達のために新しくワインをあけてくれました。感激です。なので、調子に乗ってワインを2本買ってしまいました。最後に「メルシィボクー」と頑張って言ってみると、親切に接してくれたお姉さんは顔をくしゃくしゃにして笑ってくれました。フランス語圏内突入です。
それから、ぶどう畑散策です。あたりまえですがぶどうの木が斜面にきちんと整列して並んでいます。収穫は終わっていますが、少しだけ残してある実があります。その中からちょっと拝借しました。おそらく、ピノ・ブランとピノ・グリスと判断しました。ぶどう畑の真ん中で食べるからこそ美味しいようです。
今後、これまでに行ったところなどをテレビや雑誌で見る度に、「ああ、ここで○○○だったな~」と思い出すはずです。すでに母は帰国後に、ミュンヘンのオクトーバーフェスト(ビールの祭典)のニュースをテレビで見て、「ここへ行ったんだ!」と思ったそうです。そんなかんじで、これから世界各地のニュースを見るのが楽しみになりそうです。もちろん食べ物に関しても同じです。特に産地が重要なワインは今後が楽しみです。ワインについての知識があるわけではありませんが、訪れたことのある土地のワインという事であれば飲んだ時の気分が違うはずです。「あぁあそこでね...」といったかんじで。今後、より深い楽しみを得ることができそうです。でも何よりも、現地で現地のワインを試飲したときが一番最高のときなのかもしれません。

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